自動車保険好調続く 東京海上は3.7%増 大手損保6社4月営業成績


 東京海上日動火災保険など大手損害保険六社の四月の営業成績(速報値)が十一日、出そろった。各社の収入保険料(一般事業会社の売上高に相当)は、前月に続き全社で前年同月比で増加した。景気回復に伴い、主力の自動車保険が軒並み増え、新年度も好調な滑り出しとなった。  六社合算の収入保険料は、前年同月比0・9%増の六千六百八十三億円。  自動車保険は無事故割引の進展と小型車の増加によって、保険料の単価下落で減収傾向が続いていたが、各種特約の付帯など単価アップの取り組みが功を奏して同0・8%増。  なかでも東京海上日動は、昨年八月に発売した補償範囲を広くした「トータルアシスト」の販売が引き続き好調なことから、同3・7%増と六社で最も高い伸び。〇五年度の自動車保険が減収だった日本興亜損害保険も同1・8%増で、「大口契約が増えている」としている。  自動車保険以外では、海上保険が物流の活発化により、三井住友海上火災保険の同26・9%増を筆頭に、四社が大幅に伸びた。火災保険は、損害保険ジャパンが大口契約の更改増などで同12・1%増となった。